空海名言辞典 付・現代語訳
書籍名空海名言辞典
編集者近藤尭寛
出版社高野山出版社, 2005
ISBN4875270488, 9784875270485
ページ数401 ページ
20数年の歳月をかけてお大師様のご文蹟から選び出した約2,180句の原文を読み下し、語程のほか今回新たに現代語訳を加え、4編・34章を意味別190項目に分類。
素早い検索を可能にするキーワード検索を付し、携帯に便利な辞書サイズを実現いたしました。
日常の法務における法話や布教資料としてはもちろん、書道家の墨場必携、読物としても推奨できる聖語抄の決定版です。(法藏館ホームぺージより引用) https://pub.hozokan.co.jp/book/b615772.html
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もし阿字門に入らば悉く一切の相を離る
離相の相として具せずということ無し
是れすなわち法身の普現色身(ふげんしきしん)にして
各々四種曼荼羅を具す (十住心第三)
法身の普現色身=仏はあまねく色や形で現れている
四種=大・三昧耶・法・羯磨
※ 阿字に入ればすべては形を離れる。
真理には形が無いからである。
大日如来は、形のない真理を含め、
活動や言動、姿形など、衆生救済のために様々な姿になって現れている。
【阿字】P133.(空海名言辞典 付・現代語訳/近藤 堯寛 編 高野山出版社)
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物に定まれる性なし 人なんぞ常に悪ならん 縁に遭うときはすなわち庸愚(ようぐ)も大道を庶幾(こいねが)い
教に順ずるときはすなわち凡夫も 賢聖に斉(ひと)しからんと思う(宝鑰第二)
※物はいつまでも一定のままではない。
どうして悪はいつまでも悪のままであろうか。
縁に会えば愚者も聖なる道を願い、
正しい教えを習えば凡人も優れた人になろうと思う。
【仏縁】P286.(空海名言辞典 付・現代語訳/近藤 堯寛 編 高野山出版社)
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私たち人は、生まれつき「善い心」を持っているのでしょうか。それとも、生れながら怠惰で自分勝手、欲望に支配されているのでしょうか。
縁や仏縁とは一体何でしょうか。
一期一会、出会いによって人生が大きく変わり、自己の内なる「可能性」を信じることから、
運命の扉が開きはじめる。
生かせいのち
南無大師遍照金剛
合掌 高野山大師教会光寿支部・支部長
阿字観瞑想講師 雨宮光啓
高野山大師教会光寿支部事務局
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物は心なきが故に相を現ず
人は心を含むが故に弁(わきま)え叵(がた)し(宝鑰第四)
※ 弁(わきま)え叵(がた)し=賢愚善悪の判断が難しい
※ 物質には分別する心がないからそのまま形を作るが、人は様々な心を起すから現象が複雑に変化する。
【執着】P372.(空海名言辞典 付・現代語訳/近藤 堯寛 編 高野山出版社)
”いつかできなくなる日が…。けれども、笑顔で「ありがとう」、生かせいのち”